科学技術政策分科会

主査 平澤  冷(東京大学名誉教授)
幹事 富澤 宏之(文部科学省科学技術政策研究所)
    伊地知寛博(成城大学社会イノベーション学部)

例会参加申し込みは学会事務局までメールあるいはファックス(03-5620-0577)でご連絡ください。


 次回例会のお知らせ


第35回「科学技術政策分科会」のご案内

   日 時: 平成24年10月19日(金)18:00〜21:00

   場 所: 政策研究大学院大学 4階 研究会室4A

(会場は、地下鉄千代田線乃木坂駅(代々木上原寄りの改札口)または日比谷線六本木駅から徒歩でお越しいただけます。案内図は、 http://www.grips.ac.jp/jp/about/access.html をご参照ください。)

   講演内容: 次期基本計画策定過程で検討すべき課題(仮)

   話題提供: 相澤 益男(総合科学技術会議 議員)


 ◇参加ご希望の会員は、10月16日(火)必着で学会事務局宛にご連絡ください。


 過去の例会

第34会科学技術政策分科会

日 時: 平成24年8月28日(火)18:00〜21:00
場 所: 政策研究大学院大学 4階 研究会室4B

講演内容: 近年の諸外国における科学技術政策・イノベーション政策:欧州連合(EU),連合王国(UK),フランス

話題提供: 伊地知寛博(成城大学 教授)


第33回科学技術政策分科会

日 時: 平成24年7月31日(火)18:00〜21:00
場 所: 政策研究大学院大学 1階 会議室1A

講演内容: 「我が国の科学技術イノベーション政策に係る統治体制のあり方」 シリーズ第2回

話題提供: 有本 建男 先生(政策研究大学院大学 教授)


第32回科学技術政策分科会

日 時: 平成24年7月17日(火)18:30〜21:00
場 所: 政策研究大学院大学 4階 研究会室4A

講演内容: 「我が国の科学技術イノベーション政策に係る統治体制のあり方」シリーズ第1回

話題提供: 角南 篤 先生(政策研究大学院大学 准教授)


第31回科学技術政策分科会

日 時: 平成22年7月20日(火)18:30〜21:00
場 所: 政策研究大学院大学 4階 研究会室4B

講演内容: 科学知識生産の急激な変化について:科学計量学からのアプローチ

話題提供: 富澤 宏之(文部科学省科学技術政策研究所)


第30回科学技術政策分科会

日 時: 平成22年4月12日(月)18:30〜21:00
場 所: 政策研究大学院大学 4階 研究会室4A

講演内容: 変化してきた科学技術関連政策の形成プロセス
           ─本来どうあるべきか、どのようにして実現すべきか

話題提供: 平澤 冷、吉澤 剛


第29回科学技術政策分科会

日  時  平成21年8月20日(木)18:00〜21:00
場  所  政策研究大学院大学 1階 会議室1A

話題提供 平澤 冷(東京大学名誉教授)

講演内容 主要国における府省横断的なイノベーション政策の形成実施体制


「新領域育成研究懇談会」第2回準備会

日  時  平成20年11月28日(金)18:30〜21:00
場  所  政策研究大学院大学 4階 研究会室4B

報告者  大熊和彦,塚原修一,国吉 浩,平澤 冷


第28回科学技術政策分科会

日  時  平成20年11月12日(水)18:30〜21:00
場  所  政策研究大学院大学 1階 会議室1A

講  演  遠藤 悟 氏(独立行政法人日本学術振興会)

題  目  米国科学技術関連政策の動向と『第4期科学技術基本計画』への含意

 科学技術政策分科会では、第4期科学技術基本計画の策定作業に向けた検討を重ねていきたいと思っています。その皮切りに、今回は米国ウォッチャーの遠藤さんから日頃集積した知見の紹介と、それに基づく個人的なご示唆をいただく予定にしています。


「新領域育成研究懇談会」準備会ワークショップ

日   時  平成20年8月1日(金)13:00〜16:00
場   所  政策研究大学院大学 4階 研究会室4B

テ ー マ  新領域育成を阻むもの

話題提供  平澤 冷,跡見順子,佐藤征夫,岩淵晴行,中村仁彦,塚原修一

 研究の醍醐味は自らが新領域を拓くことにあります。しかし、現実には新領域創生に至る道は、決して平坦ではなく、様々な障害や陥穽が待ち受けています。また、制度的にも十分に整備されているとは言えません。こうした状況下で、新領域育成のあり方を主題とする研究懇談会を立ち上げ、「新領域の創成」に挑戦している方々から、現在の体制に潜む隘路を事例的に抽出していただき、それらを題材として、より一般的に科学技術政策や研究開発システムの補強すべきポイントがどこにあるかを明らかにしていきたいと考えています。


第27回科学技術政策分科会[学会有志メンバーによる「科学技術における男女共同参画に関する懇談会」との共催]

日   時  平成19年5月22日(火)18:30−20:30
場   所  科学技術政策研究所セミナー室(三菱ビル9階 964&965号室)

話題提供  板東 久美子 氏(内閣府男女共同参画局長)

題   目  科学技術における男女共同参画に関する懇談会

 本懇談会は、世界的に見て明らかに遅れている日本の科学技術における男女共同参画について議論・意見交換することを目的とする。
 研究・技術計画学会は、科学技術関連政策の立案と推進や技術経営の向上をめぐる諸問題について、研究交流と情報交換を図ることを目的としており、男女共同参画の問題を科学技術の経営・政策全般にわたる重要課題と考える有志メンバー(※)が、本懇談会を企画した。
 このような懇談会の開催は今回がはじめててあり、今後、継続的に開催することも検討している。
   (※)発起人・有志メンバー
      川崎雅弘(研究・技術計画学会会長)、今井兼一郎、
      吉祥瑞枝、隅蔵康一、富澤宏之

科学技術政策における男女共同参画


第26回科学技術政策分科会[内閣府経済社会研究所(ESRI)の協力により開催]

日   時  平成19年3月6日(火)18:30−20:00
場   所  三菱ビル 9階 964, 965号室(科学技術政策研究所会議室)

話題提供  Dr. H.R. Bhojwani (インド科学技術地球科学省顧問)

題   目  インドの科学技術政策論

 最近のインドの科学技術政策は、わずか10頁のS&T Policy 2003に述べられている。この政策策定の背景には、Technology Policy Statement 1983及びそれ以前の歴史がある。何よりも1991年以降の経済自由化以後の背景がある。さらにその奥にはインドの文化、歴史、哲学などがある。それらを含めて、インドの科学技術政策を語る。

話題提供  Mr. N.N. Prasad (インド商工業省、産業政策推進局審議官)

題   目  インドの知財政策

 インドにおいても知的財産権に関する政策は重要である。インドでは知財については、商工省の産業政策推進局の管轄である。そのような枠組みをベースに、インドにおける知財政策を紹介する。

司   会  丹羽冨士雄 (本学会副会長・政策研究大学院大学教授)


第25回科学技術政策分科会

日   時  平成18年7月24日(月)18:30−21:00
場   所  三菱ビル 9階 964, 965号室(科学技術政策研究所会議室)

話題提供  平澤 冷(ひらさわ りょう)氏(東京大学名誉教授)

題   目  第3期科学技術基本計画における戦略的展開と評価のあり方

 2006年度より、第3期科学技術基本計画がスタートしました。今後、この実施内容を計画において意図されているものに近づけていくためには、実施段階でそれなりの実務的専門性を付加する必要があろうかと考えています。たとえば、「戦略的展開とインパクトアセスメント」、「イノベーション政策の展開」、「研究機関の世界ランキング(トップ30)」、「計画のモニタリングと研究開発データベース」等々です。このような課題に対し、いかなる実務的対処が必要かについて今回を皮切りに当分科会でシリーズ企画として議論を深めていきたいと思っています。
 まず初回として今回は、「研究を戦略的に進めるために推奨されているインパクトアセスメントのあり方」について話題提供し、その後で、実際にどのような評価プロセスを導入し、あるいは具体的にどのようなモニタリングを通じたデータ収集や分析を行っていくべきかについて、皆様と一緒に考えていきたいと思います。


第24回科学技術政策分科会(ウォッチャー・シリーズ第13回)

日   時  平成18年3月23日(木)18:30−20:30
場   所  三菱ビル 9階 964, 965号室(科学技術政策研究所会議室)

話題提供  大久保 嘉子(おおくぼ よしこ)氏(Ecole Centrale Paris パリ中央大学校)

題   目  フランスにおける最近の研究技術政策改革

フランスにおいて科学計量学や評価等の専門家として国際的に活躍されている大久保氏が来日される機会に、フランスにおける科学技術開発システムと最近の研究技術政策改革の最新動向についてお話いただき、先進国に共通する問題と改革について議論する機会としたいと思います。
以下のような内容の話題をご提供いただきます。

1. フランスの科学技術開発システムの概要
2. 最近のフランスの科学政策の重要課題
  研究開発費の伸び悩み,研究者の雇用問題,
  新制度の開発と評価システム,研究計画法の設定
3. 21世紀の新しい科学技術政策
  - LOLF(予算法に関する組織法)
  - GIP-ANRファンディング機関創立


第23回科学技術政策分科会(ウォッチャー・シリーズ第12回)

日   時  平成16年9月22日(水)18:30−20:30
場   所  三菱ビル 9階 964, 965号室(科学技術政策研究所会議室)

話題提供  室谷 展寛(むろや のぶひろ)氏(文部科学省研究振興局付生命倫理担当)
       (この7月まで、在仏日本大使館において科学技術担当書記官を務めていらっしゃいました。)

題   目  フランスの科学技術政策を取り巻く最近の状況

 この間、フランスに係わる我が国の科学技術政策形成に携わり、EUの中の大国の一つであるフランスの状況をつぶさにご覧になっていらっしゃいました。フランス、そしてまたヨーロッパをどのように捉えるべきか、興味深いお話しが伺えるものと期待しております。以下のような内容の話題をご提供いただきます:
1. フランスの科学技術政策を巡るトピック
(1) 研究者による抗議活動
(2) 生命倫理法を巡る動向
2. 欧州の中のフランス
3. ITER計画とフランス
4. 日本とフランス


第22回科学技術政策分科会(ウォッチャー・シリーズ第11回)

日   時  平成16年7月9日(金)18:30−21:00
場   所  日本総合研究所・東京本社 101A会議室

話題提供  平 澤 冷(東京大学名誉教授)

題   目  資金配分の有効性と効率性−主要13カ国比較調査から

 15年度振興調整費で実施した資金配分機構の国際的比較調査をもとにして、我が国の科学技術関係費の資金配分のあり方について見直してみたい。
 我が国は研究者と研究開発資金が潤沢でありながら、成果があがっていないという指摘はこれまでにもいくつかなされてきた。その原因の一つは資金配分の適切さにあると思われる。資金配分の個別局面においては様々な努力が払われているとしても、大枠において致命的な欠陥があるのではなかろうか。
 また、この問題は資金配分過程だけではなく、政策形成過程にまで遡る課題であるとすれば、極めて根の深い問題である。
 ベンチマークの結果をもとに、改善策について議論を深めたい。


第21回 科学技術政策分科会・第60回研究評価分科会合同会合
「科学技術基本計画レビュー調査」に関する合同研究討論会

日  時  平成15年8月20日(水)18:00−20:30
場  所  航空会館201会議室

  平成15年度より2か年の予定で,文部科学省科学技術政策研究所は,科学技術振興調整費による調査として,第1期および第2期の科学技術基本計画をレビューするというプロジェクト*1に取り組みはじめています.そして,このプロジェクトでは関係各界各層の広範な参画を得て検討を行うことともされております.その一環として,プロジェクトの早期段階において専門的立場からの忌憚のない意見を聴取したいということで,我が国においてこの領域における研究者や専門家が多く会員として活動している研究・技術計画学会へ照会がありました.そこで,とくに本プロジェクトの内容に密接に関係していると思われる科学技術政策分科会と研究評価分科会の合同の会合として,プロジェクトの内容に関する討論ならびに懇談を行う場を設けることとなりました.

註*1

 正式名称は,科学技術振興調整費(科学技術振興に関する基盤的調査((1)科学技術の現状に関する調査)「基本計画の達成効果の評価のための調査」ですが,科学技術政策研究所では,通称として,「基本計画レビュー調査」と呼んでおります.この調査の概要については,科学技術振興調整費ホームページ内において,次のサイトからダウンロードすることができますので,予めご参照されることをお勧め申し上げます:
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chousei/saitaku/15/03061901/002/080.pdf


 第10回〜第20回例会