論文投稿の際の形式確認のお願い

2008年3月25日
編集委員会

 本学会では、事務局が投稿原稿を受け付けた後、編集委員会による形式チェックを経て、論文受理を応募者に通知し、査読作業に入ることにしております。これまでは、投稿から発行までの時間を短縮するために、緩やかに形式チェックをしてまいりましたが、原稿の不備のために、かえって査読や校正作業に時間がかかってしまうという状況に直面しております。

 そこで、本来のルールに立ち戻り、論文を受理し査読に入る前の段階で形式上のチェックをして、投稿から発行に至る全過程の迅速化を図ることといたしました。あわせて、投稿者の皆様には、論文投稿の際に「研究・技術計画学会論文原稿執筆要領」をご覧いただき、形式の不備の有無をご確認いただきますようお願い申し上げます。

 形式的不備の中で頻出する事例には以下のようなものがありますので、とくにご留意をお願いいたします。

形式的不備の例

(1)執筆者が容易に推測できる記述
 本学会ではダブルブラインド方式で査読をしています。執筆者が容易に推測できる記述は避けてください。

・アブストラクト等に執筆者名が記載されている例がみられますが、原稿の1枚目に、標題、著者名、標題の英訳、ローマ字の著者名、投稿区分を書き、アブストラクトや本文には執筆者名を記載しないでください。

・自著を自著とわかる形で引用しているために執筆者が容易に推測できる例や謝辞の記載で執筆者が容易に類推できる例も見られます。自著の引用は注意深く記述してください。

(2)引用、参考文献の記載
 引用の方法、参考文献の記載方法については「研究・技術計画学会論文原稿執筆要領」に従うようお願いします。

・本文中の参考文献の引用は、例えば、“研究太郎[1]は … ”、“ … である[3],[4]。”のように[]で表すことになっています。

・参考文献は、和文および欧文のものをあわせて、本文中の出現順に[1]、[2]、… のように一連の番号をつけます。

・特許、新聞記事、URL等の引用については「研究・技術計画学会論文原稿執筆要領」に例示がありませんので記載方法は執筆者に任せていますが、その際も、一貫した記載方法を採用すること、引用している資料等を特定できるように記載することにご留意願います。

質問等がございましたら、遠慮なく事務局宛にお問い合わせください。

以上